2021/08/01 11:09

海外からも根強い人気を誇るJapanese Hardcore Style。いわゆるJap-coreという名称すら存在するくらいオリジナリティーを持つわけですが。

そのJapanese Hardcore 1st waveの一翼を担ったバンドが女性ヴォーカル、チトセを擁するCOMES。1983年にDOGMA RECORDSから1stアルバム「No Side」を発売。Hardcoreの攻撃的で衝動的な魅力が詰まった名作。その後、ギターのナオキとベースのミノルはLIP CREAM結成。ドラムのマツムラはGASTUNKへ加入。今思えば凄いメンツだったわけだ。1986年には2ndアルバム「Power Never Die」を発売するが、メンバー交代もあり、ややメタル寄りのアプローチが見られた。
1stの名盤「No Side」がロンドンのDIYレーベル「La Vida Es Un Mus」より正規アナログ化。

そして、Girls Punk/Hardcore Bandの草分け的存在、NURSE。女性4人組で、1983年に1stソノシート「ナース」リリース。プロデュースは当時EXECUTE、後にGASTUNKのVo.となるBAKI。1984年には2nd7"EP「Ⅱ」をADK RECORDSからリリース。こちらのプロデュースは元スターリンのギタリスト、TAM。Punk関連の人たちからもバンドへの期待が大きかったことが分かる。
この二つの作品をカップリングで収録したのが、同じくロンドンの「La Vida Es Un Mus」よりアナログLPでリリースされている。

どちらも80's Japanese Hardcoreを代表する至極の作品!!